小松菜の日にちなんで、小松菜の由来や、ほうれん草との違い、小松菜の栄養などを見てみましょう。
小松菜の日とは?
5月27日は「小松菜の日」とされています。これは、「こ(5)まつ(2)な(7)」の語呂合わせからきています。この日を通じて、小松菜の魅力や栄養価を広め、消費を促進することが目的とされています。各地で小松菜を使った料理の提案やイベントが行われることもあります。
小松菜の名前の由来は?
八代将軍、徳川吉宗が鷹狩の際、南葛飾郡小松村(現在の東京江戸川区小松川)に立ち寄られたときに、青菜汁を食べてとても美味しかったのがきっかけで、その地元でとれた青菜を土地名である小松川から小松菜と命名したといわれています。
江戸川区は現在でも、小松菜の収穫量は都内で一番です。
江戸川区では、旬を迎えた区特産の小松菜の魅力を広く知ってもらうために、毎年1月下旬ごろ、「小松菜まつり」を開催しています。会場では、区内の農家が生産した新鮮な小松菜をはじめ、小松菜を使って開発した総菜や菓子などバラエティに富んだ小松菜に関連する商品がたくさん並びます。2024年の小松菜まつりは以下のとおりでした。ぜひ、一度ご来場ください!
- 日時:2024年1月20日(土曜日)午前10時~午後4時
- 会場:アリオ葛西1階ウェストコート(江戸川区東葛西9丁目3番3号)
小松菜の英語名は?
ほうれんそうは、spinach ですが、小松菜は英語では何というのでしょうか?
日本独特のものであることから、komatsuna といわれることも多いようですが、比較的多くの場面で、Japanese mustard spinach と呼ばれています。
小松菜とほうれんそうの違いは?
小松菜はアブラナ科アブラナ属の野菜で、根元が黄緑で、葉は丸くて広いのが特徴です。11~3月の冬の時期が食べごろです。
一方、ほうれん草はというと、ヒユ科ほうれん草属の野菜で、根元はピンク色をしていて葉に厚みがあるのが特徴です。
小松菜にはいろいろな栄養素が含まれている!
小松菜には以下のような多くの栄養素が含まれています。特に、骨や歯の健康に役立つカルシウムは、ほうれん草の約3倍含まれています。
- ビタミンA(β-カロテン):視力の維持、皮膚の健康
- ビタミンC:免疫機能のサポート、抗酸化作用
- ビタミンK:血液凝固や骨の健康
- カルシウム:骨や歯の健康
- 鉄分:貧血予防
- 葉酸:妊娠中の健康
- カリウム:血圧の調整、筋肉機能
- 食物繊維:腸内環境の改善
これらの栄養素が豊富に含まれているため、小松菜は健康にとても良い野菜とされています。
小松菜を使った人気のレシピ 小松菜と豚肉のたまご炒め!
小松菜はいろいろな料理で使えるけど、あえて選ぶとやはり人気があるこの料理になりました。
材料(2人分)
- 小松菜 200g(1束)
- 豚バラ薄切り肉 200g
- 片栗粉 小さじ1
- 卵 2個
- 白だし 大さじ2
- ごま油 大さじ2
作り方
- 小松菜の根元を切り落とし、4cmぐらい(食べやすい大きさ)に切る。
豚バラ肉を3~5cmに切る。
卵と白だしの半量をあわせ、溶きほぐす。 - フライパンに豚バラ肉と残りの白だしを入れ、豚バラ肉をほぐしながら混ぜる。
水分がなくなったら片栗粉を加えて全体にまぶす。
小松菜の茎とゴマ油の半量を加えて混ぜたら中火で炒める。 - 豚バラ肉に火が通ったら小松菜の葉とゴマ油の1/4を入れてさらに炒める。
溶き卵を流し入れる。
卵に火が通ったら火を止める。 - 残りのゴマ油をかけ、軽く混ぜて出来上がり!
コメント