将棋の歴代強い棋士である羽生善治さん、藤井聡太さん、加藤一二三さんについて、戦績はもちろん、好きなものや趣味など、いろいろと比較してまとめてみました。
それぞれの将棋の世代で「天才」と称されている方々です。皆さん共通して、小中学生のときから活躍しています。
羽生さんの長期間にわたる記録更新、藤井さんの8冠を達成した圧倒的な強さが光ります。
人気棋士のなんでも比較
項目 | 羽生善治 | 藤井聡太 | 加藤一二三 |
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出生 | 1970年9月27日, 埼玉県 | 2002年7月19日, 愛知県 | 1940年1月1日, 福岡県 |
学歴 | 都立上野高校通信制卒業 | 名古屋大学教育学部附属高等学校中退 | 早稲田大学第二文学部 |
奨励会 四段昇段 | 1982年(12歳) | 2016年(14歳) | 1954年(14歳) |
初段 | 1981年(11歳) | 2014年(12歳) | 1953年(13歳) |
竜王戦(計36期、読売主催) | 竜王7期 | 竜王3期(2024年7月現在) | なし |
名人戦(82期、毎日・朝日) | 名人9期 | 名人2期(2024年7月現在) | 名人1期 |
王位戦(64期、連合) | 王位18期 | 王位4期(2024年7月現在) | 王位1期 |
叡王戦(9期、不二家) | なし | 叡王3期 | なし |
王座戦(71期、日経) | 王座24期!! | 王座1期(2024年7月現在) | 王座1期 |
棋王戦(49期、共同通信) | 棋王13期 | 棋王2期(2024年7月現在) | 棋王2期 |
王将戦(73期、毎日・スポニチ) | 王将12期 | 王将3期(2024年7月現在) | 王将1期 |
棋聖戦(95期、産経) | 棋聖16期 | 棋聖5期(2024年7月現在) | なし |
その他 | 「永世七冠」を達成し、1990年代から2000年代にかけて将棋界を席巻。驚異的な終盤力と冷静な判断力。 | 中学生棋士としてデビューし、記録的な連勝を達成。若くして多くのタイトルを獲得し、将棋界を活性化。 | 「神武以来の天才」と呼ばれ、史上最年少でプロ入り。ユニークな対局姿勢・解説も知られる。「ひふみん」の愛称。将棋界からは大山康晴さんに続いて2人目の文化功労者になる。 |
プライベート | 趣味はチェスや囲碁。 | 趣味はプログラミング。 | 趣味は読書。 |
得意な戦法 | オールラウンダー、横歩取り | AI戦法、「好きな囲いはない」 | 棒銀 |
好きな食べ物 | 肉類 | カレーライス、バターライス | うなぎ |
嫌いな食べ物 | ホヤ、ナマコ、とろろ | キノコ類 | |
好きな駒 | 銀。糊(のり)みたいな役割をする。 | 角。うまく使わないと駒の価値が発揮できないので工夫のしがいがある。 | 銀。鋭角的でどんどん前に出ることができる。 |
色紙に書くことが多い言葉 | 玲瓏(れいろう)、洗心 | 飛翔、専心 | 直感精読 |
好きな駒が銀や角という鋭角に進む駒であるところが興味深いですね。それぞれの理由も説得力がありいいですね。
玲瓏とは、玉などがすきとおるように美しく輝く様子をいうとのことです。
洗心は、初心に戻り、人を尊び、きらめき生きる様子です。お酒の名前にもありますが。
専心は、ひとつのことに集中することです。
直感精読とは、直感を大切にそれを深く読んでいくという意味だそうです。ちょっと理解できないところがあるので、もう少し正確に理解したいところです。
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